「君の名は。」観てきたけど、前半と終盤が素晴らしかったけど中盤はストーリーに置いてけぼりにされてる感あり。ネタバレはほぼしません!。
はい。こんにちは!ヒロキです。
今回観てきましたよ。
「君の名は。」
いやー話題ですねー。
こんなにムーブメントになるとは正直思いませんでした。
ちょっと前だったら新海誠って誰??
「言の葉の庭って何?秒速5センチメートルは何となく聞いたことある!」
程度の認知度だったのに今作「君の名は。」の大ヒットでもう結構の人が知ってるのには驚きました。
ちなみにまだ「言の葉の庭」見たことない人は前に僕が書いたこの記事に目を通してから見ていただけると嬉しいです。
それでは本題に移りましょう。
映画「君の名は。」
興行収入は60億円を見込めるくらいの大ヒットとなってるこの作品をちょっと遅ればせながら渋谷HUMAXシネマで9月1日の朝イチ9時半から見てきました。
ちなみに声優もやってる成田凌くんも同じ時間に見てました。
出典goo.gl/mfVO8V
渋谷HUMAXシネマ全体が「君の名は。」祭りになっていて、
朝イチでしたが気分は最高潮!!
いたるところに「君の名は。」だらけなので展覧会にでも来たような気分でした。
そして場内を見渡すとやはり学生の多さが目立ちましたね大人は2割か1割強で他は大学生や高校生が大半を占めているような感じでした。
それでは映画の内容に参りましょう!
直接的なネタバレはしないので安心してください。
でも少々演出の仕方などは書いてます。。。
映画が始まった直後、やはりスクリーンで見る新海作品の真骨頂!
映像の綺麗さにわかっていたものの度肝を抜かれます。
そのおかげでもう映画の世界にどっぷりつからせてくれます。
僕は映画館の真ん中で鑑賞したんですけども全体を飲み込んでしまうほどの綺麗さにあっけにとられたまま物語は進んでいきました。
断然やっぱり映画館でこの作品は見て欲しいですね!
そして物語は予告編でもあるように東京のイケメン瀧くんと田舎で東京に憧れている三葉の体が夢の中だけ入れ替わってしまうということを軸に作品が進んでいきます。
その入れ替わりで誰もがやってしまうであろうことをコミカルに描写し、会場では声を出して笑ってしまうシーンもちらほらあります。
僕がこの作品で一番感動したのがもう前半部分で出てきてしまうんですけど、入れ替わっていることをお互い最初はわからないんですけど、徐々に気がつき始めてきて、そしてとうとう本当に入れ替わっていることに気づいた時に流れるRADWIMPSの「前前前世」です!
この物語の序盤で流れる前前前世は絶対に映画館で体験したほうがいいです!
本当に鳥肌が立つぐらいの感動でした。
まったくストーリー自体で泣ける場所ではまったくないんですけど、自然と涙が出てしまうんではないかというくらい感動しました。
やはり新海映画の強みは
「秒速5センチメートルの山崎まさよし」しかり
音楽という部分ではあることは十分に知っていたつもりではありますが、
この練りに練られたタイミングのRADWIMPSは「やられた」の一言でした。
この映画の劇中のBGMも含めた26曲にも及ぶ曲をRADWIMPSが担当しているんですけど その一つ一つの細部にもこだわっているところが見えて本当に練りに練られているなーと感心してしまいました。
そんな練りに練られたサントラCDがこちらなのでもし見に行って気に入ったら買ってみてはいかがですか?ちなみに僕は即刻買いましたw
ちなみに10曲目の「デート」と「なんでもないや」が好きです。
そして物語はテンポよく進んでいくんですけど、物語の中盤である事実がわかるんです。この事実がこの作品の大きな肝となっているんですけど
この肝となる部分は大きなネタバレになってしまうので見てのお楽しみにしてください。
ですが、この肝となる部分が僕の感動が置いてけぼりにされた感がある部分ではなんですけど・・・・
矛盾もたくさんありますしね・・・
本当に好ききらいが出る部分だと思います。
素直に見ることができたら涙なしでは見れない内容なのかも・・・・
そこで置いてけぼりにされた感のあった僕ですが最後の部分での描き方は新海さん素晴らしい!の一言に尽きる描き方だったので映画全体としては満足は満足でした!
評価的には星4.2くらいでもいいと思うくらいの作品です。
前半だけだったら星5でもいいくらいです!w
(まあ本当に前半だけだとあまりにも中身はない作品にはなってしまいますがw)
この作品は単なる男女の入れ替わり作品ではなくその肝の部分がうまく見ている人にハマれば泣ける映画と巷で言われているのも納得の映画になっているので是非その肝の部分があなたにドンピシャくるのかどうか試してみてください!!
あと声優に関しては、有名俳優・女優じゃなくて本物の声優を使え!という人の意見も分かりますが主演の二人神木隆之介・上白石萌音は本当に素晴らしいと思いました。
全然違和感なく見られますよ!
まあ言わなくても文句言う人は少ないかもしれませんね。
まあサマーウォーズの素晴らしい声からしても神木くんはもはや声優さんですよね。
とにかくこの作品は新海誠監督の集大成と言われているのもわかるような作品でしたね。
これはちょっとしたネタバレになるかもしれませんが雪乃先生らしき人が出てきた時にもちょっと鳥肌がたってしまいました。
(言の葉の庭大ファンの僕としては・・・)
最後に
とある雑誌でも書かれていましたがもはや新海誠という監督はポスト宮崎駿でもポスト細田守でもなく新海誠というものを確立しきってしまっているので未だにそう呼んでる情報番組は遅れているということを自覚して欲しいです。
ではでは ヒロキ
ネタバレして言いたい部分もいっぱいあるので落ち着いたらしようかな・・・