エンタメバカのエンタメ日記。

ドラマ、映画、本、漫画、様々なエンタメが大好き。四六時中エンタメのことを考える僕が今伝えたいことを独自の目線でただ書いてます。

<おすすめマンガ>ふと手に取った押見修造「血の轍」がエグかった。。ネタバレなし感想

はいどうも!

ヒロキです。

今回のテーマは

「血の轍」です

 

 

 

 

 

はじめに

これから少しずつ

よく知らない

まだ巻数が少ないマンガを

ランダムに買って読んでみて

レビューしていくシリーズ物に

していきますので

よかったらこれからも

よろしくお願いします!

そして第一弾となる作品は

「血の轍」です。

 

僕自身マンガは大好きで

よく書店に行ってジャッケット買いならぬ

表紙買いをするんですけど

押見修造さん新しいマンガ出したんだー

 にしてもまたドきついの絵のタッチだな」

と思って

まあこの人の作品好きだし

買ってみるかと思って

1.2巻を購入して読んだら

予想以上にエグかったのでご紹介します。

 

 

 

内容紹介

母・静子からたっぷりの愛情を注がれ、平穏な日常を送る中学二年生の長部静一。しかし、ある夏の日、その穏やかな家庭は激変する。母・静子によって。狂瀾の奈落へと!

読む者の目を釘付けにせずにはおけない、渾身の最新作!!

 

 

感想(ネタバレなし)

この物語は母と息子の物語です。

この漫画のテーマは

毒親ということなんですけど

本当に最初は

どこにでもある普通の家庭、

母親の息子に対しての愛が

伝わってはくるけど

そこまで狂気性は感じられない。。。

母親が息子のことを愛してるなんて

普通のことだし

ちょっとぐらいなら

ちょっとぐらいなら

と読み進めていくうちに

このお母さんなんか違う

このお母さんおかしい。。と

ただ普通の日常に紛れ込んだ異物感を

淡々と描いているこの作品は

なんだか絵からじわじわと聞こえてくるんです

暗ーいBGMが。。。

 

 

BULUE GIANTというジャズのマンガや

 

四月は君の嘘という音楽系の漫画からは

 

 時々絵から音が聞こえてくる

ということはあったんですが

こういう音楽とは

何も関係のない作品から

そこはかとない暗い音楽が

聞こえてくるような

絵のタッチに心を奪われました。

 

そして1巻の最後にとうとう

母親静子に対する異物感が

形となって見えてきはじめ、

息子である静一に降りかかります。

 

そして2巻の最後には

これは母親の愛でなんかではないと気づく

衝撃的なことが起こります。

 

 

今後どうなっていくかわかりませんが

悪の華」に続く傑作ができるんではないかと

楽しみにしています。

どんどん母親静子の本当の姿が

僕たちを驚かしてくれること

まちがいないでしょう。

 

ぜひ読んでない人は

読んで見てください

まだ2巻までしか出てないので

すぐ追いつけます!

 

 

最後に

押見修造さんは一貫して

このような作品を描いてますが

どんな人なのか本当に気になります。

一度会って話してみたいですね。

こういう暗い作品を書く人は

意外と明るかったりするから

人間て不思議ですよね。

 

僕自身自分の中には

陰と陽両方があって日々生活の中で

どちらを出すか

使い分けている部分があるので、

押見修造さんの作品は

陰の部分に目がいきがちですが

この作品の中の陽の部分を探してみるのも

漫画を楽しむ方法の一つかなと思います。

 

ではでは   ヒロキ

 

 

 

 

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