エンタメバカのエンタメ日記。

ドラマ、映画、本、漫画、様々なエンタメが大好き。四六時中エンタメのことを考える僕が今伝えたいことを独自の目線でただ書いてます。

アンナチュラルを通してのドラマの可能性と最終回の感想レビュー

はいどうも!

ヒロキです。

今回のテーマは

「アンナチュラル」です

 

 

 

 

はじめに

昨日3月16日金曜日についに最終回を迎えた

「アンナチュラル」

どのドラマ好きな友人に聞いても

アンナチュラルを悪くいう人間はいないほど

大好評なこのドラマ。

僕も文句なしでこの作品が

今期2018年冬ドラマNo.1といっても良いと思います。

そのアンナチュラルレビューをここでしたいと思います。

 

 

最終回あらすじ

高瀬(尾上寛之)が警察に出頭したところから

物語は始まる。

高瀬は遺体損壊については容疑を認めたものの

肝心となる橘芹那さんの殺害に関しては完全否認し

自分はホルマリンを投与しただけだと語る。

高瀬は他の女性の犯行についても

内見中に勝手に亡くなって遺棄しただと語る。

高瀬の殺人をUDIは立証できるのか。

赤い金魚殺人の真相とは。。

 

 

 

 

 

最終回感想(ネタバレあり)

 

このドラマの最終回の感想を語る上でのテーマは

ミコトの葛藤ピンクのカバの意味中堂の少しの解放だったと思います。

 

まずミコトの葛藤

殺人犯である高瀬を殺人の罪で立件できない状態である今

ボツリヌス菌の記述を診断書からなくすことによって

食中毒ではなくホルマリンが殺人の原因であることを明確にするために

この診断書を改ざんすべきなのかという葛藤です。

中堂のこれまでの思いもわかるけれども

1人の法医学者として改ざんなどはしてはいけないと

思い悩むミコトは自分の法医学者としてできることの

少なさ無力さを痛感します。

ですが物語が進んでいくにつれ法医学者としてやることをやり、

信念を貫いて事件を解決することによって

ミコトの成長を物語に

うまく溶けこませているなと感心しました。

そこには色々な人とのつながりもうまく描かれていて

本当にこのアンナチュラルというドラマは

葛藤や成長を描くのがとても上手なドラマだなと思いました。

 

 

そして物語終盤でわかるピンクのカバの意味には

涙してしまう視聴者も多かったのではないでしょうか?

 

(もちろん主題歌のlemonもここで流れるしね)

中堂の恋人である夕希子は殺される直前

中堂との同棲を解消しようと思っていました。

その理由は一緒に暮らしていると甘えてしまうという理由で

中堂の力を借りず自分の夢をしっかりと形にしたいという

夕希子の強い思いからでした。

その思いと同時に2匹のカバの物語に

中堂への想いも込めていたことを

夕希子の父から聞いた時の中堂の顔とお辞儀には

 

 

僕もグッときてしまいました。

そこで中堂は少しではありますが

この事件からの解放を感じることができたんだと思います。

 

いやー最後の最後まで魅せてくれるドラマでしたね。

恋人である夕希子を殺した高瀬をきちんと殺人法で裁け、

中堂の8年間の思いが報われた最終回となりました。

本当に最高のドラマで

僕が大好きな坂元裕二さんの「anone」がまだ最終回を迎えていないというのに

今期No. 1ドラマと位置付けてしまいました。

このドラマにはハッともさせられたしジーンともさせられたし

どきっともさせられてドラマの醍醐味を全て体験させてもらいました。

ちなみにシーズン2を匂わすような謎を残した終わり方でなかったのも最高でした。

本当に本当にいいドラマだったのでシーズン2も期待したいものですね。

 

 

野木亜紀子さんの可能性

この最終回の感想で終わるつもりだったんですけども

どうしても言っておきたい!ということで

今回のドラマの脚本を書いたのは

「重版出来」「逃げ恥」でも知られる野木亜紀子さん

 

この方は今後のドラマを語る上で欠かせない脚本家となってきました。

この方は原作ありのものでのドラマの脚本に定評のある方で

空飛ぶ広報室」や「重版出来」や「逃げるは恥だか役に立つ」

などの作品を原作の魅力を十分活かしつつそれを上回る脚本で魅せる方です。

 

その野木亜紀子さんが満をじして

初めての連続ドラマオリジナル脚本で挑んだ今作品の

「アンナチュラル」には本当に度肝を抜かされました。

今後この方のドラマを見逃すということは

日本のドラマを語る上でありえないとまで

言われるようになると思います。(坂元裕二さん同様に)

ドラマというのは決して一人では作っていませんし

色々な人の力で成り立っているのは十分承知していますが

このかたが脚本というだけでワクワクさせてくれる脚本家が

出てきたことに大変嬉しく思っています。

ちなみにこのかたのツイッターもすごく面白いのでフォローさせてもらっています。

ぜひ興味あれば見て見てください!

 

あとひとつ逃げ恥にも言えることですが

主題歌って本当に大事ですね

今回のアンナチュラルの主題歌

「lemon」

 

 

多くの人が思ったと思いますが

これがかかるタイミングが抜群で本当に

この「lemon」という曲には何回泣かされたことかと思います。

そんな演出も主題歌も脚本も完璧だった「アンナチュラル」

もし見てない方がいれば絶対見てください!!

 

ではでは          ヒロキ

 

PS

おすすめ回

ちなみに全部おすすめなんですが

この作品が本当にすごいと思ったおすすめ回は

第5話と第8話です。

見てもらったら絶対わかります!

見てください!

 

 

 

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