アメトーーク読書芸人が2016年オススメの5冊はこの本だ!!(又吉、光浦、若林、カズレーザー)
はいこんにちは。ひろきです!
今回のテーマは
「読書芸人の2016年オススメ本」です
前回も好評だった読書芸人の第三弾です。
ちなみに僕の大好きな西加奈子さんについての記事もあるので良かったら見てみてください。
目次
又吉直樹さんオススメの6冊
あらすじ
第155回(2016年上半期)芥川賞受賞作
36歳未婚女性、古倉恵子。
大学卒業後も就職せず、コンビニのバイトは18年目。
これまで彼氏なし。
オープン当初からスマイルマート日色駅前店で働き続け、
変わりゆくメンバーを見送りながら、店長は8人目だ。
日々食べるのはコンビニ食、夢の中でもコンビニのレジを打ち、
清潔なコンビニの風景と「いらっしゃいませ!」の掛け声が、
毎日の安らかな眠りをもたらしてくれる。
仕事も家庭もある同窓生たちからどんなに不思議がられても、
完璧なマニュアルの存在するコンビニこそが、
私を世界の正常な「部品」にしてくれる――。
ある日、婚活目的の新入り男性、白羽がやってきて、
そんなコンビニ的生き方は
「恥ずかしくないのか」とつきつけられるが……。
現代の実存を問い、
正常と異常の境目がゆらぐ衝撃のリアリズム小説
② 平野啓一郎 「マチネの終わりに」
あらすじ
天才ギタリストの蒔野(38)と通信社記者の洋子(40)。
深く愛し合いながら一緒になることが許されない二人が、再び巡り逢う日はやってくるのか――。
出会った瞬間から強く惹かれ合った蒔野と洋子。しかし、洋子には婚約者がいた。
スランプに陥りもがく蒔野。人知れず体の不調に苦しむ洋子。
やがて、蒔野と洋子の間にすれ違いが生じ、ついに二人の関係は途絶えてしまうが……。
芥川賞作家が贈る、至高の恋愛小説。
あらすじ
「ある日、自分の顔が旦那の顔とそっくりになっていることに気が付いた。」――結婚4年の専業主婦を主人公に、他人同士が一つになる「夫婦」という形式の魔力と違和を、軽妙なユーモアと毒を込めて描く表題作ほか、「藁の夫」など短編3篇を収録。大江健三郎賞、三島由紀夫賞受賞作家の2年半ぶり、待望の最新作!
④ 島本理生 「夏の裁断」
あらすじ
女性作家の再生の物語
過去に性的な傷をもつ千紘の前にあらわれたのは、悪魔のような男性編集者だった。若手実力派による、鬼気迫る傑作心理小説。
⑤ 上田 岳弘 「私の恋人」
あらすじ
時空を超えて転生する「私」の10万年越しの恋。旧石器時代の洞窟で、ナチスの収容所で、東京のアパートで、私は想う。この旅の果てに待つ私の恋人のことを――。アフリカで誕生した人類はやがて世界を埋め尽くし「偉大なる旅」一周目を終える。大航海時代を経て侵略戦争に明け暮れた二周目の旅。Windows95の登場とともに始まった三周目の旅の途上で、私は彼女に出会った。
⑥ 中村文則 「私の消滅」
あらすじ
このページをめくれば、
あなたはこれまでの人生の全てを失うかもしれない。
一行目に不気味な文章が書かれた、ある人物の手記。
それを読む男を待ち受けるのは、狂気か救済か。
『掏摸 スリ』『教団X』を越える衝撃。
中村文則が放つ、新たな最高傑作!
光浦靖子さんオススメの5冊
あらすじ
第155回(2016年上半期)芥川賞受賞作
36歳未婚女性、古倉恵子。
大学卒業後も就職せず、コンビニのバイトは18年目。
これまで彼氏なし。
オープン当初からスマイルマート日色駅前店で働き続け、
変わりゆくメンバーを見送りながら、店長は8人目だ。
日々食べるのはコンビニ食、夢の中でもコンビニのレジを打ち、
清潔なコンビニの風景と「いらっしゃいませ!」の掛け声が、
毎日の安らかな眠りをもたらしてくれる。
仕事も家庭もある同窓生たちからどんなに不思議がられても、
完璧なマニュアルの存在するコンビニこそが、
私を世界の正常な「部品」にしてくれる――。
ある日、婚活目的の新入り男性、白羽がやってきて、
そんなコンビニ的生き方は
「恥ずかしくないのか」とつきつけられるが……。
現代の実存を問い、
正常と異常の境目がゆらぐ衝撃のリアリズム小説
② 金子薫 「鳥打ちも夜更けには」
あらすじ
古典『見聞録』で楽園と謳われた島の架空の港町。新町長の下「鳥打ち」の職に就く三人の青年に最大の転機が…自我と自由を巡る傑作!
③ 木下古栗 「グローバライズ」
あらすじ
フリーク続出! 端正な日本語、文学的技巧を尽くし、もはや崇高な程の下ネタや不条理、圧倒的無意味を描く孤高の天才、初の短篇集。
④ 鹿島田 真希 「少年聖女」
あらすじ
ゲイバー「Aqua」で、僕が愛した青年が語る、ひとりの聖女と彼女に溺れゆく男たちの物語――「背徳的な愛」を峻烈に描く衝撃作
⑤ 天久聖一 「挫折を経て、猫は丸くなった。 」
内容紹介
一瞬で読めて、無限に広がる416の物語。「彼女の頰を、マウスカーソルで撫でた」「白ブリーフの落とし主は永遠に見つからない」「ヒーローたちの利害は複雑に絡み合っていた」「担任に好かれている吉田と、ただの吉田がいた」――提示されるのは冒頭だけ。続きは読み手のイマジネーション次第の自由な文学、「書き出し小説」。416本の異なるストーリーがあなたを魅了する!
若林正恭さんオススメの5冊
あらすじ
第155回(2016年上半期)芥川賞受賞作
36歳未婚女性、古倉恵子。
大学卒業後も就職せず、コンビニのバイトは18年目。
これまで彼氏なし。
オープン当初からスマイルマート日色駅前店で働き続け、
変わりゆくメンバーを見送りながら、店長は8人目だ。
日々食べるのはコンビニ食、夢の中でもコンビニのレジを打ち、
清潔なコンビニの風景と「いらっしゃいませ!」の掛け声が、
毎日の安らかな眠りをもたらしてくれる。
仕事も家庭もある同窓生たちからどんなに不思議がられても、
完璧なマニュアルの存在するコンビニこそが、
私を世界の正常な「部品」にしてくれる――。
ある日、婚活目的の新入り男性、白羽がやってきて、
そんなコンビニ的生き方は
「恥ずかしくないのか」とつきつけられるが……。
現代の実存を問い、
正常と異常の境目がゆらぐ衝撃のリアリズム小説
② 平野啓一郎 「マチネの終わりに」
あらすじ
天才ギタリストの蒔野(38)と通信社記者の洋子(40)。
深く愛し合いながら一緒になることが許されない二人が、再び巡り逢う日はやってくるのか――。
出会った瞬間から強く惹かれ合った蒔野と洋子。しかし、洋子には婚約者がいた。
スランプに陥りもがく蒔野。人知れず体の不調に苦しむ洋子。
やがて、蒔野と洋子の間にすれ違いが生じ、ついに二人の関係は途絶えてしまうが……。
芥川賞作家が贈る、至高の恋愛小説。
③ 角田光代 「森に眠る魚」
あらすじ
東京の文教地区の町で出会った5人の母親。育児を通してしだいに心を許しあうが、いつしかその関係性は変容していた。あの子さえいなければ。私さえいなければ…。凄みある筆致であぶりだした、現代に生きる母親たちの深い孤独と痛み。衝撃の母子小説。
④ 山崎ナオコーラ 「美しい距離」
あらすじ
死へと向かっていく妻に照射される夫のまなざし
40歳代の妻は癌に冒され死へと向かって歩む。生命保険会社勤務の夫は愛する妻へと柔らかい視線を投げかける。人生考察の清々しさ。
内容紹介
2022年フランスにイスラーム政権誕生。
シャルリー・エブドのテロ当日に発売された、
世界を揺るがす衝撃のベストセラー、日本上陸。
カズレーザーさんオススメの5冊
ちなみにカズレーザーさんは年にう200冊も本を読むらしいです。
クイズ番組での活躍は本の力もあるでしょうね!
① 佐藤雅彦+ユーフラテス 「中をそうぞうしてみよ」
内容紹介
身近な物を透かして見ると、どんなふうに見えるでしょう? 椅子や貯金箱、鉛筆、ボールペンなどを、X線写真を使って透視してみます。すると、椅子に使われている釘、貯金箱にたまっているお金、鉛筆の芯、ボールペンの先にあるボールなど、普段見ることのできない物まで見えてきます。
科学は、まずは物を見て、そこから想像することから始まります。「中に何が入っているのだろう?」「どのような構造になっているのだろう?」この本を通じて、いろいろな物の中を想像する楽しみを味わってください。その上で、中を透視した写真を見て、自分の想像と比べてみてください。
貯金箱の中にはお金が入っていることを知識として知っていても、実際に中の様子を見ることは、まずありません。「こんなふうにお金が重なり合っていたのか!」と予想とのギャップに驚いたり、新たな発見があったり。見ているだけで楽しめるシンプルな美しさを持った写真絵本です。
② ショーン・タン 「アライバル」
内容紹介
世界各国29の賞を受賞、世界中に衝撃を与えたグラフィック・ノヴェル、ついに刊行! 漫画でもコミックでもない、素晴らしいSF(センスオブワンダー)に満ちた「文字のない本」。
③ 高橋源一郎 「ジョン・レノン対火星人」
内容紹介
住所はなく、消印は「葛飾」、そして差し出し人の名前は、「すばらしい日本の戦争」……名作『さようなら、ギャングたち』に先立つこと1年、闘争、拘置所体験、その後の失語した肉体労働の10年が沸騰点に達し、本書は生まれた。<言葉・革命・セックス>を描きフットワーク抜群、現代文学を牽引する高橋源一郎のラジカル&リリカルな原質がきらめく幻のデビュー作。
④ フィリップ・K・ディック 「高い城の男」
内容紹介
アメリカ美術工芸品商会を経営するロバート・チルダンは、通商代表部の田上信輔に平身低頭して商品の説明をしていた。ここ、サンフランシスコは、現在日本の勢力下にある。第二次大戦が枢軸国側の勝利に終わり、いまや日本とドイツの二大国家が世界を支配しているのだ--。第二次大戦の勝敗が逆転した世界を舞台に、現実と虚構との微妙なバランスを緻密な構成と迫真の筆致で書きあげた、1963年度ヒューゴー賞受賞の最高傑作。
⑤ 倉知淳 「幻獣遁走曲」
内容紹介
幻の珍獣・アカマダラタガマモドキの捜索から、戦隊ショーの怪人役まで、いっぷう変わったアルバイトに明け暮れる神出鬼没の名探偵・猫丸先輩が出合う、五つの愉快な事件。
みなさんもこれを機会に読書をしてみてはいかがでしょうか??
ヒロキ