エンタメバカのエンタメ日記。

ドラマ、映画、本、漫画、様々なエンタメが大好き。四六時中エンタメのことを考える僕が今伝えたいことを独自の目線でただ書いてます。

「重版出来!」が2016年春ドラマNo.1!最終回目前!たっぷり魅力を教えます。

はいこんにちは!ヒロキです

今回紹介する番組は

重版出来!です

 

火曜22時 TBS系列放送

主演  黒木華

出演者 オダギリジョー 安田顕 荒川良々 松重豊 小日向文世

原作  松田奈緒子

脚本  野木亜紀子「ラッキーセブン」「掟上今日子の備忘録」

 

 

この作品が僕が選ぶ2016年春ドラマNo.1作品です!

こちらの作品は視聴率ランキングから言うと平均視聴率7.96%で第位と目立った活躍を見せていないドラマとなっています。

しかし、僕がこのドラマを第1位にあげるのは様々な要因があるのです!

単純に面白いということに加えて、皆さんのこれからの生活が!いやもっと大きく言ってしまえば人生が!このドラマの1シーン1シーンで変化すると言っても過言ではない、素晴らしい作品となっています。(ちょっと言い過ぎかもしれませんね笑)

 

それではこの作品の魅力をご紹介しましょう。

 

魅力その①!

「決して旬な俳優が出ているわけではないが骨太ないい役者がいい演技をしている。」

 

今旬の若手俳優・女優といった目玉の俳優がこのドラマには決して出ていません。

しかし、色々なドラマに一層厚みをもたせてきた俳優たちがこのドラマにはたくさん揃っているので内容もさることながらそれを見せる力内容を伝えようとする演技がひしひしと伝わってくるので見ていて飽きません!

 

魅力その②!

「登場人物全員が主人公なのかと思わせる厚いストーリーとキャラクター

 

今回登場している役者さんは各話ごとに様々なのですが、その1話ごとにフューチャーされる人が主人公かと思わせるくらいの成長と葛藤を見せるということです。

1話ごとに様々な人が出て1話完結型にするのが今のドラマ界で視聴率を取るのには鉄板とされ、いろんなドラマが1話完結となっている中、このドラマのいいところは、その1話完結の要素も取り入れつつ、なおかつ1話で出てきた人物が成長して、また次に出てくる人の成長を助けるために一役かっていって物語がどんどん厚みを増しているところです。いうなればミルフィーユストーリーとでもいいましょうか、どんどん厚みを増して、ですが前の回とは一味違う切り口で物語を進めていっているので重たくなりすぎず、素晴らしいテンポで物語に入ることができます。

 

魅力その③!

「毎回、心震わせるトドメの言葉」「何かを考えさせられる重い言葉

 

今までの放送で9話まで放送されているのですが、本当に毎回と言っていいほどの熱い言葉重い言葉の数々がこのドラマではとても印象的です。

「自分の立っている場所がわからないうちはどこにも行けない」や「夢とか将来とか考えるのは恵まれた人がすること」「天才はみんなに夢を見せることができる。だからこそ近くに影を作ってしまう」などとても印象的な言葉をストーリーの中にうまく落とし込んで描いているのでズシンとくること間違いなしです。

 

その中でも僕が最も印象的な言葉は、第6話で物事を客観的に捉え、仕事よりも家族を優先し、売上至上主義で冷徹だと思われている安井(安田顕)をドラマの中で嫌な奴に見せるだけ見せておいてから物語の終盤に進むにつれ、なぜそのような人となってしまったのかをしっかりと描いた後、最後に編集長が安井に対して

 

編集長「安井いつもありがとうな。お前が確実に稼いできてくれるおかげで、他の作品で冒険できる。勝負するところで勝負できてるんだ。

という言葉で安井が完全に報われ、視聴者にこういう人間もいなければ社会は成り立たないということを再認識させた後にトドメの一言で

安井「給料分の仕事をしているだけです」とあまりにもかっこいい一言で今まで嫌いだった人も好きにさせる1シーンの両方の言葉でみんな心を持って行かれると思います。

 

こんな説明じゃ分かりにくかった人もいるとは思いますが、このようなシーンが毎回1話に1回は出てくる「重版出来!」を好きにならずにはいられません。

 

 魅力その④!

 「物語をより良く見せる巧みな音楽たち

 

重版出来の主題歌である

ユニコーン「エコー」

 

 

こちらが物語の終盤のいいところでかかった時に、物語がひと回りもふた回りも色づいてきてより一層鮮やかになるこちらの主題歌もさることながら、河野伸さんが作り出す物語の中で挟まれるBGMも秀逸で物語の邪魔は一切しないけど、この音楽がないとな!という一番最高な形でドラマに挿入されています。

この音楽という面においてもこのドラマはよくできているんです。

 

 

このような様々な魅力が詰まった作品「重版出来」が僕が選ぶ2016年春ドラマ第1位作品です!

 

今回巷のニュースなどでは、視聴率の事だけが大きくとりだたされていますが、このようないいドラマが視聴率を取れない現代において、また視聴率とは違った尺度でこのドラマというコンテンツを見て行かないといけないなと思います

 

しかし、視聴率がどうでもいいと投げやりになる番組は絶対に面白い良い作品は僕は作り出せないと思うので、気にしすぎずでも気にしなさすぎずのいい距離感でこのような良い作品を今後のドラマには期待したいなと思います。

 

最終回は来週6月14日に放送されるので少しでも気になった人は見てみてください!

ていうかどうにかして全話見てこのドラマの良さを一緒に分かち合いましょう。

 

ではでは    ヒロキ

 

 

 

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