奨学金制度はサラ金なのか!?知らないじゃ済まされない。これから奨学金を借りる人はこの記事だけでも見ておけ!
はいこんにちは!ヒロキです。
今回のテーマは
5月20日放送の「NEWSな2人」で扱われた
まず最初に
「NEWSな2人」というのはジャニーズ事務所のNEWSのメンバーで小説家でもある加藤シゲアキとニュースキャスターも務める小山慶一郎が司会を務め、様々な若者の主張をデモと題して議論していくトークバラエティーです。
こちらで今回取り上げられたテーマが奨学金。
奨学金と聞くとあまりよく知らない人のイメージは
「頭のいい人が学費を無償にしてもらえる制度じゃないの?」
ぐらいに認識していると思うのですがそれももちろん正解です。
ですが海外ではその認識で大正解なのですが、日本においては奨学金というとほとんどがお金を貸してもらえるが返さないといけないもので利子も付いてくるいわゆる消費者金融とあまり変わらない借金みたいなものなのです。
ちなみに奨学金を現在受けているのは学生全体の何パーセントだと思いますか?
僕はだいたい30%〜40%くらいだと思っていたのですが
実際は学生全体の52%もの人たちが奨学金を利用しているようです。
そして奨学金制度の中で大半の人が利用しているのが日本学生支援機構の奨学金です。
利子を払わなくてもいい第1種、
利子を払わなければいけない第2種の二つです。
それを分けられる基準が高校の成績が平均3.5以上の人が第1種で
平均3.5はないが勉強意欲のある一定の水準を超えている人が第2種となるのです。
まあざっくり説明すると頭がいい人は1種そうでもない人は2種ということですね。
割合は全体の30%が第1種で70%が第2種だと言われています。
そしてこの利息について若者は怒っているというのが今回の主張の1つでした。
というのもこの利息というのが
最大年利3%で例えば月12万円を4年間借りると
利息だけでなんと200万円かかってしまというのです。
でも安心してくださいこの数字はあくまで年利が上限いっぱいの3%の時の数字で実際は今年の年利でいうと0.1%ですし一番上がった時でも1.9%ということです。
そして若者が怒っているのにはもう1つあって取り立てが厳しいということです。
こちらの奨学金は1日でも返すのが遅れると本人の携帯に直接電話があり
3ヶ月遅れるとブラックリスト入りし9ヶ月遅れると裁判所から催促状が届き最悪の場合は差し押さえなどもあるようです。
このような取り立ての厳しさに若者は怒っているようです。
しかしこのような厳しい取り立てにあうのは何の手続きもせず、放置しているからこうなるのであって返せないのであればちゃんとした手続きをとれば待ってもらえたり減額・免除してもらえたりするのでしっかり手続きがあることを知るのも大切だと思います。
こちらに詳しいことは書いてあるので参考にしてみてください。
ではここで借りる側(学生)として利息についての疑問が浮かぶと思います。
「この利子は何に使われているの?」
「利子で儲けて日本学生支援機構の人たちは潤ってるんじゃないの?」
という疑問です。
確かに借りる側としてはこのような疑問を持つのは当然ですし
気になるところですよね。
でも実際はこちらの日本学生支援機構は年利で経営しているわけではなく
国から借りたお金の年利をそのままで学生に貸し付けておりその利子で儲けたりはしていないというのが公式発表なのです。
(裏では何かしているかもしれませんが・・・)
では最後にこれから大学に行こうと考えてる人
そして奨学金を借りるかもしれない人たちは
実際問題大学に通うお金として初年度(入学金+授業料+その他)
私立医療系 460万円
私立理系 150万円
私立文系 115万円
公立 94万円
国立 82万円
とこのように多額のお金がかかるのも学生側としてはしっかり理解して、
借りる際に覚悟を持って各々が借りなければいけないということです。
「なんでこんなにたくさんのお金を返さなければいけないの?」
「奨学金を借りる時にこのような説明されなかったから知らなかった。」
このような意見は僕から言わせると
甘い!ぬるい!と思います。
そもそもみんなが行っているからという理由だけで
よく分からない大学に行き奨学金を借り後で文句を言うというのは無知の恥で、
もう18歳という大人なのだから(高校生で借りてる人も同様です義務教育を卒業している人たちはもう立派な大人です)
しっかりまず最初にこの借金をしてまで自分は大学に行く必要があるのかの
行く・行かないの選択を覚悟を持って行い、なおかつ行くと決めたのであれば
奨学金を社会人になってから無理なく返せるくらいのスキルアップを高校生、大学生のうちに行っておくのが文句を言う前に絶対にやらなければいけないことなのです。
僕は日本学生支援機構にしかりこのような機関があることはお金がない人たちもしっかりとした学びの機会を与えられる素晴らしいことだと思うので、学生の皆さんにはこの制度・機関をうまく利用してより良い社会人になっていって欲しいです。
ではでは ヒロキ