本屋大賞から見る書店員の熱い思いと古舘伊知郎の失言。
はい!こんにちわ!
ヒロキです。
今回のテーマは
先日5月19日に放送されたゴロウ・デラックスで扱われた
「本屋大賞」についてです。
ちなみにゴロウ・デラックスとは
毎週一冊(課題図書)巷で話題の本からベストセラーまで
様々なジャンルの本を紹介しており、
さらに大御所作家から新人作家まで様々な人をお迎えして
トークを繰り広げる読書バラエティー番組です。
そこで今回課題図書となったのが
2016年本屋大賞受賞作
宮下奈都作「羊と鋼の森」です
あらすじ
タイトルの羊とはピアノに用いられるハンマー、鋼は弦の意味で
ピアノの調律という仕事に魅せられた青年の成長を描いた物語です。
宮下奈都さんは
2004年初めて描いた小説「静かな雨」が第98回文學会新人賞佳作に選ばれたことにより小説家デビューした福井県在住の作家さんで。
結婚もしており3児の母でもあります。
そんな彼女が今回受賞したのが
20016年本屋大賞は過去にも
「告白」 「博士の愛した数式」「舟を編む」「ゴールデンスランバー」など
様々なベストセラーを生み出してきた今回で第13回を数える文学賞となっています。
この本屋大賞というのは運営からノミネート作品、大賞作品を決めるに当たるまで全てを全国の書店員が行っており、大賞となるのは対象作品は過去1年間に刊行された日本の小説。1次投票で1人3作品を選び投票を行なった後、選出された上位10作品のうちから2次投票をおこない決定する。1次投票には制約はないが、2次投票はノミネートされた10作品を全て読んだ上で推薦理由を記載し投票しなければならない。2次投票は、3作品に順位をつけて投票し、順位に応じた点数をつけて集計される形となっています。
副賞は図書カード10万円分。会場は明治記念館で行われました。
一部wikipedia参照
今回ゴロウ・デラックスで密着した本屋大賞の裏側を覗いてみると書店員一人一人が真剣に本と向き合っており、その本の有名無名関係なく自分が面白いと思ったものに対して情熱を捧げる姿が伝わってきました。
その中でもわかりやすく書店員さんの気持ちが見て伝わるのは
皆さんもよく本屋で目にするであろうPOPです。
このように様々なPOPで
いろんな方々がその本から伝わる物語の雰囲気を自分らしいPOPを作って表現しているのは作家も深く感動するものとなっていました。
このようにこの一人の受賞者を選ぶためにいろいろな努力を全国の書店員さんが行って成り立っているのが本屋大賞というものなのです。
その本屋大賞を2016年受賞した「羊と鋼の森」を一度読んでみたいなと思いました。
そんな時ふと思い出したのが
「芥川賞と本屋大賞の区分けがだんだんなくなってきたきがするんですけどね」
「僕なんかの年代はあれ?と思うんですよ」という言葉でした。
僕はこの発言は残念で恥ずかしい発言だと思いますし、
この場面では話題は又吉さんが芥川賞を受賞したということなので、
そのことに対して焦点を当てて発言すべきところなのに
関係のない本屋大賞というものを引き合いに出して皮肉めいた発言するという
どの方面に対しても失礼な発言だと思います。
今古舘伊知郎さんは報道ステーションは辞められ今後バラエティーなどで
目にする機会も多くなると思います。
僕自身古舘さんの印象はトーキングブルースをテレビで拝見したことがあり
素晴らしい喋り手だと思っているのでこう言った発言で自分の価値を下げることがないように今後活動してほしいなと願っています。
ではでは
ヒロキ